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体毛が濃いことが理由で、普段の生活において「VネックTシャツが着れない」、「短パンが履けない……」という経験をしたことはありませんか? 実は、普段の生活を見直すことで、その悩みが解消される可能性があります。今回は、今日からでも始められる抑毛方法をご紹介します。
そもそも、なぜ毛が濃い方とそうでない方がいるのでしょうか? 生まれつきの体質ももちろんありますが、最も深い関わりがあるのが、性ホルモンです。性ホルモンとは、生殖器の発育を始め、女性らしさや男性らしさをもたらすホルモンで、男性ホルモンと女性ホルモンに分けられます。
中でも、男性ホルモンが体毛の太さや濃さをつかさどっており、男性ホルモンが多い方は毛が濃くなります。今はまだそれほど毛深さに悩んでいない方でも、生活習慣の乱れや加齢などから女性ホルモンが減少し、男性ホルモンが優位になることで毛深くなる可能性があります。そのため、ホルモンバランスを見直すことが大切です。
女性ホルモンの分泌を活性化させるためには、まずは生活習慣を見直す必要があります。何よりも、ストレスは女性ホルモンの大敵。ストレスを感じることがあればその都度深呼吸をして、自分がストレスを解消できる方法も知っておきましょう。カラオケ、ショッピング、スポーツなど、方法はそれぞれ。湯船にゆっくりと浸かって、何も考えずにボーっとしているだけでも心身共にリラックスできるでしょう。
また、運動は女性ホルモンの分泌を促すために、必要不可欠です。具体的には、エアロビクス、ボクササイズ、ダンス、ランニングなど、全身を使った有酸素運動を週に1回30分以上行いましょう。ただし、単にハードな運動をしなければならないというわけではなく、代謝をアップさせるための運動でも十分です。体をほぐすストレッチを取り入れても良いでしょう。
そのほか、女性ホルモンと同じような働きをする「大豆イソフラボン」を積極的に摂取することも大切。大豆イソフラボンを含む豆腐、味噌、納豆などの食品を食べることで、女性ホルモン同様の作用が体毛に対して働きます。
男性ホルモンを抑制するためには、生活の中で男性ホルモンを分泌しやすい状況を避けることが重要です。
男性ホルモンは、深夜に分泌される傾向があるため、夜更かしや徹夜はNGです。毎日なるべく早い時間に床につき、早寝早起きを心がけましょう。
ストレスを軽減することも、男性ホルモンを抑制するための方法。体が緊張したり、興奮状態になったりしていると、交感神経が優位になり男性ホルモンの分泌を促してしまうのです。その状態が続くと、結果的に男性ホルモンが優位な体質へと変化してしまうので、感じたストレスはなるべく早めに解消するようにしましょう。
また、良質な食生活も大切です。肉食といったカロリーが高く、動物性たんぱく質が多い食べ物中心の生活ではなく、野菜や魚をたくさん摂る生活に切り替えましょう。
このように、普段の生活を見直すことで、毛深い悩みとも決別できる可能性が十分にあります。ホルモンバランスを調整するための生活習慣を、小さなことからコツコツと続けることで、「毛深くて薄着ができない」といった悩みが、きっと解決するはずです。
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